国際学術交流講演会


- 北米・中国でのEIFS外断熱化と省エネルギー -


 欧米や中国で進展している建物の外断熱化と省エネルギーの状況について,米国EIFS外断熱協会(EIMA)事務局長クレムキー氏と北京ドライ ビット化学建築材料社ジェネラルマネージャのピーブラー氏をお招きして,研究開発と実務設計での最新情報をご紹介頂きます.EIFS(Exterior Insulation and Finish Systems)と呼ばれる外断熱技術は,第二次大戦後のドイツで戦災建物の復旧・補修を目的として開発されました.'70年代に米国に導入されて,今で は欧米や中国で最も普及している外断熱方式となっています.わが国でも,先の建築基準法改正により,徐々に普及しつつあります.

 米国では今,EIFS超高層集合住宅も多数建設されており,EIFS外断熱協会が主導し,防水・防露性能の優れた次世代EIFSの技術開発が推 し進められています.自然暴露実験棟での性能検証用実験データ集積し,外皮熱・水分性状の数値的評価を普及させるための材料物性データや実験データの整備 を進め,また最良設計ガイド等の参考図書を整備して,実務家の設計環境向上に貢献しています.また,中国では政府主導で米国ドライビット社の協力を得 て,10年前から外断熱技術の導入準備が推し進められてきました.現在では,EIFSを対象とした図面,試験方法,品質試験の各国家規格が施行され,外断 熱(EIFS)の導入が強力に推し進められており,既に10,000,000m2の建物の建設・改装に利用されています.

 この度の講演会では,このような進展著しい中国の外断熱事情とそれに伴う省エネルギーの進展について,中国でのEIFS外断熱の普及・発展に黎明期から 関わってこられたピーブラー氏に,最新の建築実務事情等を交えて,平易に解説いただきます.また,外断熱建物に適した空調システム等についても,話題提供 するべく他一名の講師に講演依頼中です.

 この度の講演会では,このような進展著しい米国・中国の外断熱事情とそれに伴う空調の省エネルギーについて,両氏に最新の建築実務事情等を交えて,平易 に解説いただきます.また,三建設備工業?技術本部長の岡崎俊春氏には外断熱建物に適した空調方式について解説いただきま す.LOHAS(Lifestyle of Healthy And Sustainable)を実現する上でのEIFS外断熱技術の重要性と,外断熱建物に適した冷暖房設備について,来聴者を交えた活発な討論が展開される ことを期待しています.


主  催 空気調和・衛生工学会近畿支部国際 学術交流委員会


次  第
1. 講演『米国でのEIFS外断熱の技術開発と省エネルギー
Mr. Stephan E. Klamke氏
(米国EIFS外断熱協会)
2. 講演『中国でのEIFS外断熱と省エネルギー
Mr. Roger W. Peevler氏
(北京ドライビット化学建築材料社)
3. 解説『外断熱に適した空調方式について
岡崎俊春氏(三建設備工業(株),工博)


発表言語 英語(発表・質疑応答共に同時通訳 されます)


日  時 平成19年2月1日 (木)13:30-16:45


場  所 大阪管工事会館2階大会議室(大阪 市北区豊崎3-8-11)
http://kinki-shasej.org/others/access.html


定  員 60名(申し込み先着順で定員にな り次第締め切り)


参 加 費 無料


申込方法 FAXまたはE-mailにて, 「国際学術交流講演会」と標記し,氏名,所属先,住所,電話番号,メールアドレス(可能なら)を明記の上,近畿支部にお申し込み下さい.


申 込 先 (社)空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11F
電話 (06-6612-8857) FAX(06-6613-7890)
Web:http://kinki-shasej.org/ E-mail:office@kinki-shasej.org
 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 講師紹介 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

1.Klamke,Stephan E.
     ステファン クラムキー
EIFS Industry members Association, Executive Director


建設および建材会社役員として45年超の経験があり,現在はEIFS産業協会事務局長.次世代 EIFS技術の研究開発と普及・啓発を指導している。製品試験法の開発,規準策定や検査プログラムに関しては業界内助言者も勤める。最近では,企業や米国 エネルギー省に働きかけて研究開発資金を確立。建築外皮の防水・防露性能の向上と検証を目的とする自然暴露実験(NET)の産学官連携プロジェクトを実現 させた。ヴァージニア州では,実務者を対象とした業界内教育プログラムや 3日間EIFS研修プログラムの講師も勤める。前職では,プラスチック管協会の専務理事,建設プラスチック協議会支配人も歴任し,プラスチック工業会を通 してプラスチック建材の認定規準策定に関与した。即ち,発泡プラスチックの耐火性能判定基準として,現在すべてのモデル条例で用いられている実大火災テス トの実施要領開発に貢献し,建設事業でのプラスチック部材活用を推進した。


2.Peevler,Roger W.
     ロジャー ビーバー
Beijing Dryvit Chemical Building Materials Co. Ltd, General Manager


EIFS技術で世界を先導するドライビットシステムズ社の中国現地法人,北京ドライビット化学建築材料社総支配人で,6 年前に現職として北京に着任。現地製造プラントを創設し,市場の開拓に努め,黎明期から中国でのEIFSの普及・発展に貢献。ドライビットシステムズ社で の勤務は18年を越え,海外勤務となる前は,国際販売事業部門のアジア・中東地区担当責任者として5年間勤務。同社に国際事業部門が確立される以前は,他 の経営管理業務も担当していた。なお,ドライビットシステムズ社に勤務する以前にも,工業化学産業でアジア事業責任者としてシンガポール5年,サウジアラ ビア4年,さらに中東地区事業責任者としてUAEのドバイに3年滞在という豊富な在外経験を持つ。



お申し込み終了
公益社団法人 空気調和・衛生工学会 近畿支部
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