報告会を年1回、主に5月に開催し、前年度の支部活動および決算を報告するともに、その年の事業計画および予算を発表しています。報告会開催時には、近畿支部に係る各種表彰式や記念講演会を実施しています。
運営委員会は支部活動全体の方針を検討するため年9回開催しています。そのうち4回程度は運営委員会(通常)として、支部長、副支部長、支部幹事、委員会委員長等で会合を行い、5回程度は運営委員会(拡大)と称して、各委員会の委員長以外の主要委員も参加する会とし、より広範囲での検討・情報共有を行っています。
研修会、講習会、講演会の企画・実施を担当する委員会です。
(1)研修会
・初級技術者のための基礎知識研修会
毎年5月に新入社員などの初級技術者を対象として5日間に渡り開催しています。
全講座受講の他、衛生、空調コースの選択もできます。
・中堅技術者のための研修会
毎年6月に、より専門的な知識を得ようとする中堅技術者を対象に4日間(1週間に2日、2週にかけて実施)開催しています。全講座受講の他、パート毎に受講を選択できます。
(2)一般講習会
建築物、建築設備における省エネルギー、地球温暖化対策などに係る、技術や制度などタイムリーなテーマを選定し、毎年秋~冬に開催しています。
(3)地区講演会
支部長などの功績のあった研究者や技術者による講演を隔年秋~冬に開催しています。
(4)記念講演会
報告会にあわせて、講演会を実施しています。毎回、建築分野、環境分野に限らず、技術者にとって興味深いテーマで開催しています。
施設見学会を企画・実施を担当する委員会です。
毎年2、3回、新築、改修での先進的な取り組みがなされた建築物や設備を対象に見学会を行っています。
他学会との共催見学会も行うことがあります。
毎年3月に実施する学術研究発表会を担当する委員会です。
学術研究発表会は、大学での研究内容の発表の他、企業での調査研究の内容も発表できます。
発表会では、若手を対象に、優秀な研究・発表について表彰する「空気調和・衛生工学会近畿支部学術研究発表会奨励賞」を設け、報告会において表彰式を行っています。
海外交流活動支援、海外情報の提供を担当する委員会です。
年間行事としては、国際技術動向報告会を実施し海外の情報提供を行うほか、毎年、大学、企業で活動する留学生・外国人技術者を招いて、支部会員有志等との研究交流を振興する国際交流見学会を開催しています。最先端の施設の見学ができるとともに、留学生が自国の紹介をする場をつくるなど交流に重点を置いた行事となっています。その他、中国、韓国の学会支部との交流も行っており、相互の講師派遣などを行っています。
支部の広報活動などを担当する委員会です。
支部ホームページの改訂や委員相互の連絡網の管理を行っています。
近畿支部では、会費制の講演会システムとして「環境工学研究会」を設置しており、この運営を企画・実施する委員会です。
環境工学研究会は、都市環境、建築環境、空調設備、衛生設備、新技術・製品情報の5部門で、年7回程度の講演会を実施しており、それぞれの検討を行うため運営委員会も各部門毎の分科会を設けテーマを検討しています。