環境工学研究会(大阪)
「最新建築設備の事例 ~学会賞技術賞の事例に学ぶ~」
建物の省エネルギー化・省CO2化・ZEB化の実現に向けて、建築設備の技術的な進展や建物での先進的な取り組みが進められている。特に、ICT技術の進展は著しく、今後さらに建物での活用と展開が期待されている。また、建物に関わるステイクホルダーが低環境負荷の実現に向けてどのように取り組んでいくのか、ソフト的な側面も期待されている。
今回は、事業者・管理者・入居者・建設者が四位一体で低炭素化に取組む次世代の都市型環境モデルビルと、ICTを活用した高効率データセンターを併設する環境配慮型オフィスを紹介し、今後の建築設備の方向性について考える。
主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部
協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部
日時:平成28年12月16日(金) 15時~17時
会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
大会議室3 (大阪市中央区大手前1丁目3番49号 TEL: 06-6910-8500)
講演題目・報告者・内容
1.東京スクエアガーデンの環境設備計画 -事業者・管理者・入居者・建設者が四位一体で
低炭素化に取組む次世代の都市型環境モデルビル-
報告者 小坂千里 (清水建設 設計本部設備設計部)
内 容 本プロジェクトでは、エネルギー多消費である大都市の“エコシティ”実現に向けて、
従来の事業者・建物管理者・建設者(設計・施工者)に加えて入居者(テナント)に
も低炭素化に参画していただき、これを四者が四位一体となって、次世代の都市型環
境モデルビルの実現を目指し、これを推進する取り組みを行った。
2.NTTファシリティーズ新大橋ビル -高効率データセンターを併設する環境配慮型オフィスの 実現-
報告者 渡邊 剛 (NTTファシリティーズ 研究開発部)
内 容 本プロジェクトでは、ICTを上手に取り扱うことで、快適性と省エネルギー性を両立
するオフィスビルの実現を目指した。具体的には、快適性を確保しつつZEBを実現で
きるオフィス、信頼性を確保しつつ省エネルギーなデータセンター、ビル内の情報を
ICTで統合した高度な情報マネジメントシステムを構築し、第三者機関によるコミッ
ショニングにて達成を確認した。
参 加 費:環境工学研究会会員 無料 非会員2000円(資料代を含む)
申込方法 ご希望の方は、平成28年12月9日(金)までに以下へお申し込みください。
https://kinki-shasej.org/form/form20161005b/form.cgi
公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F
電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)
E-mail:office@kinki-shasej.org