14th Sep. 2017
(公社)空気調和・衛生工学会 近畿支部
国際技術交流講演会「熱回収換気装置の性能評価と欧米での最新動向」
近畿支部国際交流委員会では、最新の海外学術・技術動向を会員に迅速に伝えるために、多数の国際学術交流講演会を開催してきました. 今回は、国際技術交流講演会のご案内です。
超高断熱・高気密な外皮性能を前提にしたパッシブ建築の確実な設計・施工法として、欧米ではパッシブハウス設計認証制度(民間自主認証)が普及しつつあり、熱回収型(HRV、顕熱交換型)もしくはエネルギー回収型(ERV、全熱交換型)の第1種換気装置の使用が必須条件となっています。特に北米では、PHIUS(米国パッシブハウス研究所)が提唱するPHIUS+ 2015での認証物件が指数関数的な増加を示しており、戸建て住宅だけで無く、集合住宅や事務所ビルなどを対象として、新築物件を中心に千戸を超える急速な実績拡大が報告されています。このような市場動向を受けて、多様なHRVやERV装置が販売・流通しています。今回の国際技術交流講演会では、スウェーデンから熱回収型第1種換気装置(HRV)の専門家であるREC Indovent社の Kenneth CarlssonさんとClaes Jäderholmさんをお迎えして、欧米で普及するHRVやERV等の第1種換気装置の性能を明らかにし、優良製品を選別するための性能評価基準とHRV活用の最新事情を報告頂きます。講演は英語ですが、専門翻訳者が単文毎に同時通訳します。
企業において空調技術に関わっておられる技術者はもちろんのこと、学校関係者や学生等の多く関係者のご参加をお待ちしています。
記
主 催 公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
後 援 NPO法人PHIJP
日 時 2017年10月10日(火)14時00分~17時00分(受付開始13時30分)
会 場 ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5階セミナー室②
(大阪市中央区大手前1-3-49 TEL: 06-6910-8500 http://www.dawncenter.jp/)
定 員 55名(申し込み先着順で定員になり次第締め切り)
参 加 費 無料
申込方法 近畿支部HP
の申込フォームからお申込下さい。
申込締切 2017年10月5日(木)
次 第 司会:宮崎ひろ志(国際交流委員、関西大学)
記録:井原俊一(国際交流委員、株式会社大林組)
中嶋俊介(国際交流委員、大阪ガス株式会社)
14:00 あいさつ
/芝池英樹(国際交流委員、京都工芸繊維大学、NPO法人PHIJP理事)
14:05 主旨説明「外皮性能の高断熱・高気密化と全熱・顕熱回収換気装置」
/芝池英樹(前出)
14:25 講演「全熱・顕熱回収換気装置の性能評価と欧米での最新動向」
/Mrs Kenneth Carlsson & Claes Jäderholm(REC Indovent AB)、
Ms. Tomoko Hansson(日英専門通訳者)
16:10 休 憩
16:20 質疑応答
16:45 まとめ /山中俊夫(前近畿支部長、大阪大学大学院)
連 絡 先 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10
ATC/ITM棟11F
E-mail: office@kinki-shasej.org
以上