環境工学研究会(大阪)
『衛生消火設備、ユーティリティー設備の自動制御』
自動制御は主に空調の熱源廻り、空調機廻り等が注目されることが多く、衛生消火設備、ユーティリティー設備については取り上げられることが少ないのが現状と思われます。
本稿では、衛生消火設備、ユーティリティー設備に対する理解を深めるために、省エネルギー対応も含めた各制御フローのポイントを紹介します。
(主催)空気調和・衛生工学会近畿支部
(協賛)建築設備技術者協会近畿支部
(日時)平成31年1月25日(金)15時~17時
(会場)大阪府立男女参画・青少年センター(ドーンセンター)大会議室2
(大阪市中央区大手前1-4-39ドーンセンター TEL: 06-6910-8500)
題目と内容
1. 「衛生設備、ユーティリティー設備の自動制御」
報告者 新津正浩 アズビル(株)
自動制御の目的は、建物の利用者に対して快適性、安全性、環境性を提供すると同時に、維持管理面での省エネルギー、省資源化、省力化を実現することです。対象となる設備は多岐に渡りますが、本稿ではその中で「衛生設備・ユーティリティー設備」にスポットを当てます。
衛生設備の自動制御は、各種水槽水位によるバルブの開閉、ポンプの発停、満減水警報の監視が主なものになります。さらに給湯設備、冷却水設備などを加えた各種設備の制御について、制御を行う上での留意点なども交えながら、代表的な衛生設備・ユーティリティー設備廻りの自動制御について紹介いたします。
2. 「消火設備の概要と動作フロー」
報告者 吉川昭光 ヤマトプロテック(株)
消火設備には、消火薬剤に水を使うもの、泡を使うもの、ガスを使うもの、粉末を使うものが消防法で規定されています。実際にその消火設備を防火対象物や可燃物に対し適用し効果的な防火効果を得るには、個々の消火薬剤に対して詳細な知識と防火対象物に対してメリット、デメリットを考慮した設備設計の検討が必要となります。
本稿ではこれらの理解を深めるため、可燃物の火災性状から、それに対しどのように消火薬剤が効果を発揮するかを考えた消火設備の概要について、新しい消火薬剤や消火設備を含め、それらの動作フローを紹介いたします。
3. 「会員からの情報提供」(受水槽分割システム)
参加費 環境工学研究会会員は無料、非会員 2000円(資料代を含む)
申込方法 ご希望の方は、平成31年1月18日(金)までに、ホームページ上の申込フォームから申し込み下さ
い。
お問合わせ (公社)空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11階
TEL:06-6612-8857 FAX:06-6616-7098
e-mail: office@kinki-shasej.org