今回、近畿支部から振興賞技術振興賞1件が受賞されました。今回の環境工学研究会では、恒例の振興賞技術振興賞の成果報告に加え、近畿支部から受賞された学会賞技術賞1件、井上宇市記念賞1件の成果報告を合わせて実施いたします。
主 催 :公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
協 賛 :一般社団法人 建築設備技術者協会近畿支部
日 時 :2020年7月28日(火) 14:00~17:00
会 場 :ドーンセンター 特別会議室
大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター TEL 06(6910)8500
題 目 1)振興賞技術振興賞(第6区)
新宮市庁舎の空調設備計画とエネルギーマネジメントの取り組み
報告者:土岐 達美(佐藤総合計画)
内 容:地域特性を考慮し、和歌山県内の庁舎で初めて採用された地中熱ヒートポンプシステムや、アースチューブ、居住域空調(床吹出し空調、床冷温水放射空調)、空気式天井放射空調、BEMSによる省エネルギーシステムの構築と、継続的なエネルギーマネジメント活動により、地域の庁舎として専門技術者が不在にもかかわらず、設備運用の最適化や室内環境の改善を実現した。
2)学会賞技術賞(建築設備部門)
オプテージビルの環境・設備計画と実施
報告者:小林 佑輔(竹中工務店)
内 容:本計画は、テナントオフィスにおける普及性の高い環境不動産として、事業性と環境性・快適性・知的生産性・安全性の最適化を目指した。計画・実施内容として、①テナントオフィスビルの機能性と省エネルギー性を両立する建築・設備計画、②オフィスの快適性・知的生産性と省エネルギー性を高める空調システムの開発、③省エネルギー・省資源化とライフサイクルマネジメント に取り組んだ。
3)井上宇市記念賞
コージェネレーションの電気・熱のエネルギー価値評価について
報告者:白木 一成(大阪ガス)
内 容:井上宇市記念賞の受賞理由の業績の一つとして「都市ガスコージェネレーションの計画・設計と運用」の出版がある。これに関連し、現在、建築物省エネ法やZEBの評価で課題となっている、コージェネレーションの電気または熱が施設の外部に供給される場合、供給側と受入側それぞれで、その電気・熱のエネルギーをどのように評価するかという問題について解説する。
参 加 費 環境工学研究会に登録されている方 無料
一般 2,000円(資料代を含む)
申込方法 ご希望の方は、2020年7月21日(火)までに、以下の申込フォームから申し込み下さい。
http://kinki-shasej.org/
公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F
電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)
E-mail:office@kinki-shasej.org