環境工学研究会(大阪) 「水素社会の都市エネルギーを考える」

2050年の脱炭素社会実現に向け、国が示した「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、電力分野での水素・燃料アンモニア電源の活用や、非電力分野での水素・メタネーション技術等の導入シナリオが描かれている。

こうした都市のエネルギー供給を担うサプライサイドの技術展望と、市街地での実証フェーズでの先進事例をご講演頂くことで、将来の水素社会の都市エネルギーシステムをともに考える機会とする。

 

 

主  催 :(公社)空気調和・衛生工学会 近畿支部

協  賛 :(一社)建築設備技術者協会 近畿支部

日  時 :2021年9月24日(金) 15:00~17:00

会  場 :   ZoomによるWEB配信

 

題  目 1)関西電力の水素社会実現に向けた取組み

報告者:水田 真夫(関西電力)

内 容:国内外においてゼロカーボンに向けた動きが加速する中、当社は、水素をゼロカーボン社会実現のために必要不可欠なエネルギーと捉え、水素社会実現に向けて取組みを進めている。本講演では、国内外の動向と水素サプライチェーンの概要を説明するとともに、当社の水素事業戦略と水素に関する主な取組みについて紹介する。

 

2)次世代熱エネルギーのCN化に資する高効率メタネーション技術への挑戦

報告者:大西 久男(大阪ガス)

内 容:メタネーションは、既存の都市ガス利用機器・設備をそのまま活用しながら脱炭素化を進めることができる合理的な手法である。本講演では、水電解水素製造をも上回る高いエネルギー変換効率で非化石電力によりメタン等を合成可能な革新的技術として期待されているSOECメタネーション技術等の概要と今後の展望などについてご紹介する。

 

3)都市エネルギー分野でのグリーン水素利用の取り組み紹介

報告者:島 潔(大林組)

内 容:弊社では、水素エネルギー技術の基礎・基盤技術を研究開発できないものの、新しいアイデアから社会的に意義のある新たな価値を創造できるよう、水素に関するさまざまな研究や社会実証に取り組んできた。本稿では、これまでに弊社が関わってきた水素に関する主な取り組みについて紹介する。

 

参加費:環境工学研究会会員無料,非会員2,000円

 

振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364)

普通預金   1071778

公益社団法人 空気調和・衛生工学会

 

開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。

閲覧に必要な情報は、お振込みいただいた方に開催日直前にメールで送信させていただきます。

受講料は払戻しいたしませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担ください。

 

 申込方法  ご希望の方は、2021年9月17日(金)までに以下へお申し込みください。

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部

〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F

電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)

E-mail:office@kinki-shasej.org


お申し込み終了
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