脱炭素社会実現に向けて、建設業界においてはZEBが普及してきており、例えば新築マンション、戸建住宅などの居住系建物ではZEH-M、ZEHがスタンダードな仕様として定着しつつある。業務ビルにおいても、建築関連各社が知恵を絞って、単なるZEB達成にとどまらず、プロジェクト毎の課題解決にも目を向けた特長のあるZEBが増えてきている。そこで、今回は、固有の特長を持った3つのZEB事例について紹介する。
主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部
協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部
日時:2022年11月18日(金)15時~17時
会場:ZoomによるWEB配信
講演題目・報告者・内容
1. 大阪大学キャンパスにおける脱炭素に向けたZEB化の取り組み
内容:
他大学に先駆けて大阪大学ではエネルギー基本方針において「今後建築あるいは全面改修する建物は原則ZEB Ready以上とすること」を決定した。その方針のもと、国立大学初の新築ZEB Ready研究棟となった薬学4号館の概要と国立大学初のZEB Oriented棟となった外国学研究講義棟の概要およびエネルギー分析事例を紹介する.さらに,今後のZEB化の予定についても紹介する.
報告者:鈴木 智博(大阪大学 准教授)
2. ゼロ・エネルギー・スクール 瑞浪北中学校
内容:
全国の学校施設(幼稚園を除く)で初めてZEBを達成。
建築概要およびエネルギー実績、さらには環境教育の取り組み事例について紹介する。
報告者:佐藤 孝広(株式会社 日建設計)
3. 既存建物改修によるZEBの実現 福岡県久留米市の事例
内容:
福岡県久留米市では、既存建築物のZEB化改修を推進している。これまでに3件行った既存建築物のZEB化の事例を紹介する。
報告者:山口 卓勇(備前グリーンエネルギー 株式会社)
参 加 費:環境工学研究会会員 無料、非会員2,000円
振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364)
普通預金 1071778
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。
振り込み確認後、閲覧に必要な情報をメールで送信させていただきます。
受講料は払戻し致しませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。
金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。
申込方法 ご希望の方は、2022年11月11日(金)までに以下へお申し込みください。公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F
電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)
E-mail:office@kinki-shasej.org