環境工学研究会(大阪) 「ZEBを実現した先導的な取組 ~庁舎・オフィスの事例~」

 エネルギー基本計画(202110月閣議決定)では、「2030年度以降新築される住宅・建築物について、ZEHZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」ことが掲げられている。

現状、非住宅建築物の新築に占めるZEB普及割合(2020年)は1%に満たず、今後は「公共建築物における率先した取組を図るほか、ZEHZEBの実証や更なる普及拡大に向けた支援等を講じていく」とされており、先導的な取組とその展開が一層期待されている。

そこで今回は、庁舎及びオフィスビルの事例に関して、計画の概要と、ZEBを実現した先導的な取組について紹介する。

 

主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部

協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部

日時:2023623日(金) 15時~17

会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)

        5F 大会議室2

住所:大阪市中央区大手前1丁目349

電話: 06-6910-8500

    ■今回は会場開催となります。Zoom配信はございません。

 

講演題目・報告者・内容

. 大手前合同庁舎におけるZEB化への取組み

  報告者 本多 順子(株式会社大林組)

  内 容 大阪城公園の西側に位置する大手前地区に、災害応急対策活動を行う地方ブロック機関を核とする合同庁舎として、「大手前合同庁舎」が整備された。本事業では、将来の大規模災害発生に備えた防災機能の強化や、既存庁舎の課題であった分散機能の集約化、執務環境の改善、効率的な維持管理を目的とするとともに、都市部における大規模な環境配慮型庁舎としてZEB Oriented を実現している。その概要とZEB化への取り組みについて紹介する。

 

.新菱神城ビルで開発した環境配慮技術

  報告者 坂本 裕(新菱冷熱工業株式会社)

  内 容 当ビルは、都心に建つ中規模テナントオフィスビルである。全館にダクトレス空調を採用することで高さ制限のなか、1フロアの増床に成功している。導入したダクトレス空調は2種類で、いずれも独自開発技術によって従来方式の課題を改善したり、自然エネルギーを最大活用したりするなど省エネルギー性能を大幅に向上させている。これらを含め、当ビルで開発・導入した技術の概要とともに開発プロセスや性能検証の一部を紹介する。

 

 

参加費環境工学研究会会員 無料 非会員2,000円

 

振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364

普通預金   1071778

公益社団法人 空気調和・衛生工学会

 

開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。

会場にて対面で開催しますが、資料は事前に登録頂いたメールアドレスにご案内し、会場では印刷物の配布は行いません。

受講料は払戻し致しませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。

 

 

申込方法  ご希望の方は、2023616()までに以下へお申し込みください。

 

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部

5590034 大阪市住之江区南港北2110 ATCITM11F

電話(06-6612-8857 FAX06-6616-7098

E-mail:office@kinki-shasej.org


お申し込み終了
公益社団法人 空気調和・衛生工学会 近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F  TEL:(06)6612-8857  E-mail:office@kinki-shasej.org