環境工学研究会(大阪) 「室内の温熱環境と健康影響」

人は1日のほとんどの時間を建物の中で過ごしている。また、新型コロナウイルスのパンデミックにおいて在宅時間はさらに増加した。これにより建物内における活動が増えたことは言うまでもなく、その温熱環境が在室者の快適性や健康性に与える影響は極めて重要であると考えられる。そこで今回の研究会では、室内環境と健康性に関する疫学的知見や、コロナ禍前後における住居内での環境変化と活動量の関係についてご講演いただき、健康性を考慮した室内環境のあり方について議論する機会としたい。

 

主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部

協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部

日時:20241025日(15時~17

会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)4F 大会議室3

大阪市中央区大手前1丁目349

開催方法:会場、及びZoomによるオンライン併用

 

講演題目・報告者・内容

1.冬の室内寒冷曝露による健康影響

  報告者 佐伯圭吾(奈良県立医科大学

  内 容 わが国の外気温データと日別死亡数の分析から、外気温高値または低値と関連する過剰死亡数は、総死亡の約10%に相当すると推計されており、重要な公衆衛生課題と考えられる。外気温の健康影響を緩和するために、住居内の温度管理は重要であり、本講演では住居内の寒冷曝露による健康影響に関する疫学研究を紹介する。

 

2.高齢者のコロナ禍前後における生活行動と生活環境の実態調査

  報告者 久保博子(奈良女子大学

 内 容 2020年からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、日々の活動制限が余儀なくされ、高齢者においても活動量の低下やそれに付随するさまざまな健康被害が懸念された。そこで、コロナ禍前後の高齢者の生活環境や生活実態の変化について、温湿度計や活動量計を用いた生活実態調査から、コロナ禍の影響を検討した。

 

参加費:環境工学研究会会員無料,非会員2,000円(税込)

 

会場受講の方は当日受付でお支払いください。

Zoom受講の方は開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。

登録団体は3名まで無料となります。登録団体のご確認は以下のURLでご確認ください。

https://kinki-shasej.org/Info/1282

 

振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364

普通預金   1071778

公益社団法人 空気調和・衛生工学会

 

オンライン参加のためのURL、及び配布資料については、事前に登録頂いたメールアドレスにご案内します(会場では印刷物の配布は行いません)。受講料は払戻し致しませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。

 

申込方法:ご希望の方は、20241018日(金)までに、以下の申込フォームから申し込み下さい。

 

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部

5590034 大阪市住之江区南港北2110 ATCITM11F

電話(06-6612-8857 FAX06-6616-7098

E-mail: office@kinki-shasej.org


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