環境工学研究会(大阪) 「カーボンニュートラルに向けた圧縮空気設備の省エネ手法」

カーボンニュートラルの実現に向けて、衛生設備分野においても省エネに関する取り組みが様々な施設の設備で検討され、システムや運用の改善を行い、設定した目標を達成すべく試行錯誤がなされている。しかし、ある程度の削減まで進んだ時点で次の対策が手詰まりになり苦慮されている関係者からの悩みの声は、特に消費電力が多い生産施設で年々増えている様に感じる。そこで、生産施設の全消費電力量の30%から40%までを占める場合もあるにもかかわらず、システム設計が明確に確立されていない部分が多く、慣例や経験に基づき行われることが多い圧縮空気設備の省エネ手法をテーマとして企画した。基本的な手法について振り返り、一般的な省エネ手法からもう一歩踏みこんだ手法について紹介いただくことで、出来る対策がないかを見直し、見落としていた着眼点への気づきが得られるような機会としたい。

 

主催:(公社)空気調和・衛生工学会 近畿支部

   おおさかATCグリーンエコプラザ

日時:2026226日(木)15:0017:00

会場:おおさかATCグリーンエコプラザ

   (大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM11階)

開催方法:会場、及びZoomによるオンライン併用

 

講演題目・報告者・内容

1.コンプレッサー設備の設備構成・運用面の省エネ手法

  報告者 樋口厳宏(SMC株式会社)

 内 容 圧縮空気設備の省エネ手法にはコンプレッサーを高効率機種とするなどの機器の特性によるもの以外に配管の取り回し、機器の配置や吐出圧設定、及びコンプレッサーが設置される環境の見直しなどから可能な省エネ手法がある。それらのポイントとエネルギー削減効果を紹介する。

 

2.コンプレッサー設備のエネルギー効率向上手法

  報告者 明石和起(株式会社 日立産機システム)

 内 容 一般的に省エネ対策として、節電とは異なるアプローチからの検討が必要になった場合、検討事項の一つとしてシステム全体のエネルギー効率改善があげられる。圧縮空気設備の場合、コンプレッサーの排熱を有効利用出来れば改善が見込める。この講演では、そこに着目した排熱回収システムについて仕組み、導入方法、メリット等について解説する。

 

 

参加費環境工学研究会会員無料非会員3,000税込

会場受講の方は当日受付でお支払い下さい。

Zoom受講の方は開催1週間前までに参加費のお振込みをお願い致します。

登録団体は無料となります。登録団体のご確認は以下のURLでご確認下さい。

https://kinki-shasej.org/Info/1282

 

振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364

    普通預金   1071778

     公益社団法人 空気調和・衛生工学会

 

オンライン参加のためのURL、及び配布資料については、事前に登録頂いたメールアドレスにご案内します(会場では印刷物の配布は行いません)。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。

定員 会場60名、Zoom 500

 

申込方法:ご希望の方は、2026219日(木)までに、以下の申込フォームから申し込み下さい。

 

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部

5590034 大阪市住之江区南港北2110 ATC/ITM11F

電話(06-6612-8857 FAX06-6616-7098

E-mail:office@kinki-shasej.org

 


公益社団法人 空気調和・衛生工学会 近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F  TEL:(06)6612-8857  E-mail:office@kinki-shasej.org