都市平熱化シンポジウム "大阪をフィールドとするヒートアイランド対策研究"   空気調和・衛生工学会近畿支部では、平成17･18年度の２年間、関西電力?と大阪ガス?の支援を受け、都市平熱化委員会を設け、多くの委員の協力で「大阪をフィールドとするヒートアイランド（HI）対策技術に関する研究」に取り組んできました。委員会では、「平熱化技術体系」「平熱化技術データベース」「平熱化技術評価」「熱環境配慮街区デザイン」の4WGを設け、HI対策技術に関する広範な課題を検討しました。この度、シンポジウムを２回企画し、研究内容を報告するとともに、多くの方々と討論する機会を企画しました。 その１「ヒートアイランドの実態と対策技術評価」 主　　　催 空気調和・衛生工学会近畿支部　都市平熱化委員会 後援（予定） 日本建築学会近畿支部都市環境分科会、日本ヒートアイランド学会、大阪HITEC 開催日時 7月25日（水）13:00-17:00 会　　　場 大阪管工事会館　２階大会議室　大阪市北区豊崎３丁目８番１１号  地図 http://kinki-shasej.org/others/access.html 参加費 無料 申込方法 行事名・開催日を明記のうえ、氏名・所属・参加人数をEmailで事務局（event@ue.see.eng.osaka-u.ac.jp）宛てにお知らせ下さい。締め切りは7月20日とし、定員（70名）に達し次第締め切らせて頂きます。 プログラム  趣旨説明／  水野稔   ヒートアイランド現象の実態と影響   ・ 概要説明／森山正和（神戸大）   ・ データベース・システム／田中貴宏（神戸大）   ・ 航空機熱画像による実態把握／吉田篤正（大阪府大）   ・ 上空気象データによる実態把握／竹林英樹（神戸大）   ・ 神戸市における実態／宮崎ひろ志（関西大）   ・ ヒートアイランドを考慮した地域類型?大阪平野を例として     ／鍋島美奈子（大阪市大）   ・ ヒートアイランドによる各種影響評価／鳴海大典（大阪大） ヒートアイランド対策技術   ・ 概要説明／中尾正喜（大阪市大）   ・ 断熱のない既存管路への排熱処理・回収／中尾正喜（前出）   ・ 都市内帯水層への排熱処理・回収／古寺典彦（竹中工務店）   ・ 大気熱負荷削減効果に関する原単位データの整備     ／鳴海大典（前出）   ・ 対策技術データベース／西村伸也（大阪市大） ヒートアイランド対策技術の性能評価手法   ・ 重みつき熱負荷評価手法の提案／水野稔 討論 コーディネーター：森山正和（前出）、中尾正喜（前出） ※発表内容・発表者は変更する可能性があります     その２「大阪のヒートアイランドを考える」?技術の普及と御堂筋での評価? 主　　　催 空気調和・衛生工学会近畿支部　都市平熱化委員会 開催日時 8月3日（金）13:30-17:00 会　　　場 大阪市中央公会堂　大阪市北区中之島1丁目1番27号 地図 http://www.city.osaka.jp/kyouiku/sisetu/establish02_10.html 参加費 無料 申込方法 行事名・開催日を明記のうえ、氏名・所属・参加人数をEmailで事務局（event@ue.see.eng.osaka-u.ac.jp）宛てにお知らせ下さい。締め切りは7月20日とし、定員（70名）に達し次第締め切らせて頂きます。 プログラム  趣旨説明／水野稔   対策技術の体系整理と対策推進に向けて   ・ 対策技術体系化の試み／中尾正喜（大阪市大）   ・ 対策技術の体系の概要／西村伸也（大阪市大）   ・ 対策技術の評価方法と評価結果／池澤広和（日建設計）   ・ 政策目標と対策推進について／鳴海大典（大阪大） 熱環境配慮街区デザイン   ・ 熱環境配慮街区デザイン研究活動の概要      ／吉田治典（京都大）   ・ 御堂筋をとりまくまちづくりの動向と将来像     ／岸田文夫（竹中工務店）   ・ 御堂筋の道路空間、沿道空間の再編の提案     ／西田康隆（日建設計）   ・ まちづくり提案の環境改善効果     1) 放射環境から／西岡正稔（大阪市大）     2) 温熱環境と風環境から／近本智行（立命大）     3) ミスト散布の効果／鳴海大典（前出） パネルディスカッション・討論 コーディネーター：吉田治典（前出） コメンテーター：吉田篤正（大阪府大）、門重学（大林組）、 ほか調整中 ※発表内容・発表者は変更する可能性があります