>> 関西医科大学附属枚方病院(大阪府) | ||
関西医科大学附属枚方病院は、700床の大学病院です。一般床555床にGICU・CCU・NICU・PICU・無菌病室等の145床から構成され、17の手術室を有しており、大阪府北東部の災害拠点病院、高度救命センターとなるべく計画されています。地下1階、地上13階、塔屋2階、約72,000m2のRC造基礎免震構造の建物です。立地は、京阪枚方市駅前で,淀川スーパー堤防上に建設されています。 地下1階から地上4階までの低層部を矩形で大スパンとし外来・中央診療部門の要求・フレキシビリティに対応し、地下には病院機能を支える供給部門を主に配し、重装備の放射線部門を地上1階・地下1階に配置している。地上5階から13階までの高層部は、豊かな眺望が得られ、機能的でコンパクトなバタフライ型の病棟としています。 エネルギーセンターは、地下1階に設置され、熱源は安全性・信頼性の面から、電気・ガスのベストミックスとしています。省エネのため、氷蓄熱設備・コージェネレーション設備を採用し、年間冷温水供給を行い、重要機能室は冷媒による空調としています。電気は、特高2回線受電に、コージェネ・非常用発電機 (72時間)による信頼性の高いシステムとしています。 本年度8月末に竣工、来年1月に開院予定です。
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