21世紀の空調 -環境とエネルギー-
21世紀初頭に当たり、空気調和システムに対する健康・安全・利便・快適への要求はさらに大きくなりつつあり、また、地球環境問題からの要請、すなわち、
省エネルギー、CO2削減、ライフサイクル評価などへの対応も一層迫られて来ている。近畿支部では2001年4月13日に、近畿支部国際学術交流委員会が
企画し、中国及び韓国の研究者を招待して「国際学術交流シンポジウム(大阪)」を開催した。今回は新たに、近畿支部40周年を節目として、上海市制冷学
会、大韓設備工学会釜山・蔚山・慶南支部と本支部との間で学術交流協定の調印を行い、今後もこのような国際学術交流を継続的に続けて行く予定である。本シ
ンポジウムは21世紀に空気調和分野の進むべき方向を東アジア各国との連携により見出そうとするものであり、そのきっかけとなることを目指している。
主 催 空気調和・衛生工学会近畿支部
日 時 2003年5月26日(月)13時30分-17時00分
会 場 大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
言 語 英語と日本語(通訳なし)
プログラム
主旨説明:森山正和(神戸大学)
1. 講 演 司会:西岡利晃(大阪市立大学)
1) Prof. Long Weiding (Tongji University)
2) Dr. Shin Hyun-Joon (Korea Institute of Construction Technology)
2. パネルディスカッション 司会:森山正和
1) 住宅の室内環境を制御する自然換気:山中俊夫(大阪大学)
2) 空調システムの環境影響評価:下田吉之(大阪大学)
3) 建築のスマート外皮技術:芝池英樹(京都工芸繊維大学)
4) 空気調和システムの技術:神杉恵助(高砂熱学工業)
討 論
Prof. Fan Cun-Yang (Tongji University)
Prof. Kum Jong-soo (Pukyong National University)
まとめ 楢崎正也
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