国際技術動向報告会
「上海市制冷学会との交流協定に基づく訪問使節団報告」
近畿支部の本格的な国際交流は、1983年10月に支部設立20周年記念事業の一環として、講演・見学・交流を目的とする使節団が結成され、一週間の日程で上海を訪問し日中の学術交流に貢献したことに遡ります。1997年には,全14期に渡り支部副会長として貢献され学会名誉会員となられた尾亀清四郎氏からの寄附金を基に国際交流基金が設立され、以後支部開催の多岐にわたる国際交流活動がその恩恵に預かってきました。2003年5月には、支部設立40周年記念事業の一環として、上海市制冷学会および大韓設備工学会釜山・蔚山・慶南支部と相互交流協定を同時に結び,以後両団体との相互訪問を重ねて交流を深めてきました。
支部創立50周年を2年後に控え、両団体との一層の交流促進を図るため、この度上海市制冷学会国際交流委員会と上海に進出している支部会員企業の全面的協力・支援の下で、国際交流委員会が上海訪問使節団を組織し、空気調和・衛生工学に関する技術交流発表会と最新建築設備視察(同済大学関連グリーンオフィス、上海交通大学ソーラーエコハウス、Citi Group Tower、森ビルSWFC)を含めた訪問交流を実施しました。3日間という短期間ながら、無事に全日程をこなして帰ってきました。
今回の国際技術動向報告会では、この度の訪問使節団に参加頂いた研究者・技術者から、上海で見聞した建築設備技術の生の状況を、色々な観点から報告頂きます。発展著しい上海の建築設備事情を参加者と共有できて、今後の国際的技術活動に僅かでもご活用頂ければ幸いです。
企業で空調技術に関わる技術者はもちろんのこと,学校関係者や学生等の多く方のご参加をお待ちしています.最後に,この講演会によって上海市制冷学会の学術・技術活動に対する理解が深まり,交流が一層促進されることを期待しています.
主 催 | (社)空気調和・衛生工学会近畿支部 国際交流委員会 |
日 時 | 平成24年1月16日(月)13時00分-14時45分 |
場 所 | ホテルコムズ大阪6F会議室(大阪市北区豊崎3-18-8)
http://www.hotelcoms.jp/osaka/ |
次 第 |
司会 小椋大輔(京都大学) 研究・技術交流会報告 鍋島美奈子(大阪市立大学) 視察報告1 西山 満(大気社) 視察報告2 古賀 修(関西電力) 視察報告3 山下祥史(大阪ガス) まとめ 芝池英樹(京都工芸繊維大学) |
定 員 | 50名(申し込み先着順で定員となり次第締め切り) |
参 加 費 | 無料 |
申 込 方 法 | 参加ご希望の方は、下記の申込フォームからお申込下さい。 |
(社)空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11F
電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)
Web: http://kinki-shasej.org/ E-mail:office@kinki-shasej.org