建築環境における湿気の制御
四季を有する日本の気候条件下では、気温だけでなく湿度の年変動を考慮した建築環境の制御が求められる。制御の手法として、空調機を利用したアクティ
ブなものと、建築材料の吸放湿性を利用したパッシブなものとが考えられる。今回は、ビルや住宅における湿気の制御を目的とした二つのアプローチについて、
最新の技術動向を紹介する。
主 催 |
(社)空気調和・衛生工学会近畿支部 |
協 賛 |
(社)建築設備技術者協会近畿支部 |
日 時 |
平成20年6月27日(金) 15時-17時 |
会 場 |
キャンパスポート大阪 ルームD+E
大阪市北区梅田1-2-2-400 大阪駅前第2ビル4階 TEL: 06-6344-9560
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題 目
報告者 |
1) |
ビルおよび住宅における除湿・加湿空調制御の問題点と最新の技術動向 |
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報告者 |
北原博幸(トータルシステム研究所) |
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内 容 |
エアコンの冷房運転に比較して除湿運転の電力消費量が極めて大きくなる理由を示すとともに、省エネ調湿を実現す
る可能性のある技術として、吸着剤を用いた乾式デシカント技術および吸収液を用いた湿式デシカント技術について紹介し、それらを低温の熱源で駆動する場合
の問題点と今後の可能性について説明する。 |
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2) |
吸放湿材料による室内湿気環境の制御の可能性と最新の技術動向 |
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報告者 |
今仲雅之(大和ハウス工業(株) 総合技術研究所) |
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内 容 |
吸放湿材料を建物内に用いた場合、室内の湿気に影響を及ぼすファクターが多く、本来の
効果が見えにくくなっている。そこで本発表では、建物性能、24時間換気、住まい方が吸放湿効果に及ぼす影響を整理することで、室内湿気環境の制御の可能
性を探り、目的に応じた効果的、効率的な吸放湿材料の使用方法と、吸放湿効果をより高めるための提案を行う。 |
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参加費 |
環境工学研究会会員: |
無料 |
非会員: |
2000円(資料代を含む) |
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申込方法 |
ご希望の方は、以下の申込フォームから申し込み下さい。
申込受付は終了させていただきました。ありがとうございます。
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お問合せ |
(社)空気調和・衛生工学会近畿支部 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11F 電話
(06-6612-8857) FAX(06-6613-7890) Web:http://kinki-shasej.org/ E-mail:office@kinki-shasej.org |
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お申し込み終了