暮らしのシーンと快適性
労働環境の改善という視点から快適性が求められるようになって久しい。社会の成熟とともに、生活場面において、多様かつ質の高い快適性が求められるよ
うになってきている。今回は、私たちの暮らしのさまざまなシーンで提供・提案される快適性、またそれらの評価方法についてのトピックを報告する。
主 催 |
空気調和・衛
生工学会近畿支部 |
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協 賛 |
建築設備技術
者協会 近畿支部 |
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日 時 |
平成18年6月20日(火) 15:00-17:00 |
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会 場 |
大阪管工事会館2F大会議場 |
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題 目 |
1) 「空
調技術を用いた快眠システムについて」
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報告者: |
松浦哲哉(株)ダイキン環境・空調技術研究所 |
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内 容: |
当研究所では、空気の質を含めた環境のコントロールで、人により快適な空間を提供
できるよう技術開発を進めている。今回は、人が最も無防備で、環境に影響されやすい睡眠をターゲットとし、快適な眠りをサポートする頭寒足熱空調技術を搭
載した弊社開発品「スリープコンチェルト」について紹介する。
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2) 「住宅における調理時の油滴・油臭気の評価方法について」
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報告者: |
八木廉子 関西電力(株)研究開発室 エネルギー利用技術研究所
商品評価研究室副主任研究員
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内 容: |
調理臭は食欲を増進させる一方、室内への拡散により汚れ・オフフレーバー(不快
臭)の原因ともなる。オープンキッチンの普及に伴い、LDKへの臭気の拡散、滞留が起こりやすくなり室内の快適性を損なうことが考えられ、その影響を把握
するため、油臭、油汚れの影響を評価するため、揚げ物調理に特化して実験を行った。今回は、1)被験者実験による臭気拡散過程の把握、2)コンロ周りの飛散油
滴の状況、3)調理に伴う油汚れの蓄積について紹介する。
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3) 「新しい入浴法 -ミスト入浴とクールダウン浴-」
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報告者: |
竹森利和 大阪ガス(株)エネルギー技術研究所 シニアリサーチャー |
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内 容: |
新しい入浴法として「美容・健康志向のミスト入浴」と「夏場にお湯で体を冷やす
クールダウン浴」について、その効用を被験者実験により検証した結果を紹介する。
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参加費 |
環境工学研究
会会員: 無料
非会員: 2000円(資料代を含む) |
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申込方法 |
6月1日
(木)までに、電話またはFAX、E-mailにて、近畿支部までお申し込みください。
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*SHASE-CPD(設備技術者継続能力開発)システムに参加登録している皆様へ
この研究会のCPDポイントは、聴講1時間あたり1ポイントです。 (聴講時間には休憩時間を除きます) |