建物のエネルギー消費に大きなウエイトを占める空調システムは、省エネル
ギーシステムを構築すると同時に、最小のエネルギー消費を実現するための最適な運転制御が行われなけねばならない。近年、最適運転制御に関するシミュレー
ション手法の開発や運転検証の実績が注目されており、その先進事例について成果報告を行う。 主 催 空気調和・衛生工学会近畿支部 協 賛 建築設備技術者協会近畿支部 開催日 平成15年 1月31日(金)14時-16時30分 会 場 大阪管工事会館2階大会議室 題目・報告者 1)空調熱源と2次側システムの総合最適運転法に関する研究 吉田 治典 京都大学工学研究科 実際の空調システムに最適運転法を導入するため、近似精度の高い システムモデルを構築しシミュレーションにより最適な制御設定値 を決定して運転法を提案。実際のオフィスビルに適用してその効果 を実証した結果を報告する。 2)数理計画法を用いた空調最適制御 神村 一幸 山武ビルシステム(株) 研究開発部 空調の設計・運用において、経済性、省エネルギー性、環境保全性 制御性などを数理計画法を用いて最適化(最小化)する方法がある。 今回は数理計画型制御として実用化が進んでいる省エネルギー型 温湿度制御システム、熱源最適運用シミュレータ、熱源運転支援・ 制御システム、空調負荷予測手法とその応用事例について紹介する。 参加費 環境工学研究会会員: 無料(会員証をご提示下さい) 非 会 員: 2,000円(資料代を含む) 申込方法 平成15年1月24日(木)までに、会員NO.をご記入のうえ、FAXにて近畿支部あてにお申し込み下さい。 申込先 (社)空気調和・衛生工学会 近畿支部 〒531-0072 大阪市北区豊崎3-8-11大阪管工事会館 TEL 06-6373-0675 FAX 06-6373-0676 |