サスティナビリティ、言い換えれば持続可能性は地球環境問題の解決、あるいは緩和につながる重要なキーワードで、新築・改修から地区開発、あるいは、計画・施工・運用段階に至るまで建築設備技術者が常に念頭に置いておかなければならない概念である。
今回の環境工学研究会では、当会も協賛する『第5回サステナブル建築賞』を受賞したプロジェクトから2件をピックアップし、その計画の概要を講義いただき、改めてサスティナビリティについて考える。
主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部
協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部
日時:平成26年6月24日(火) 15時~17時
会場:ドーンセンター 特別会議室
大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター TEL 06(6910)8500
題目・報告者と内容
1. 鹿島技術研究所 本館研究棟
講演者 弘本真一(鹿島建設)
概要 「知識創造」「技術の鹿島」「地域と共に」をコンセプトとして計画され、機能統合したオフィス内装、タスクアンビエント照明・空調やダクトレス空調などに加え、BEMSを用いたエネルギーフォルト検知システムを構築しBEE=8.3のハイスコアでCASBEE評価Sを獲得している。運用開始前後でSAP(Subjective Assessment of workplace Productivity)評価を行うなど知的生産性の評価も行っている。
2. 東京電機大学東京千住キャンパス
講演者 林 一宏(日建設計)
概要 理工系大学トップクラスの省CO2と、省エネルギー・電力負荷平準化・高い防災性能をキーワードとした都市型新キャンパス。エアフローウインドウ、熱源の高効率運転を可能とする縦型蓄熱槽、出席管理・施設予約と連携した空調・照明制御などを計画し、運用段階では文系大学並のCO2排出原単位を実現している。
参加費 環境工学研究会に登録されている方 無料
一般 2,000円(資料代を含む)
申込方法 ご希望の方は、ホームページ上の申込フォーム
から申し込み下さい。
https://kinki-shasej.org/form/form20140410/form.cgi
公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F
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