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環境工学研究会No.334 ~振興賞技術振興賞、支部学術研究発表会奨励賞の成果報告~

振興賞技術振興賞は、設備の計画・設計・施工に関する業績、開発に関する技術、装置・製品などの発明・考案、施工技術の業績についての表彰であり、今回は近畿支部から技術振興賞3件が選考されました。また若手研究者・技術者の育成を意図し、支部学術研究発表会奨励賞では学術研究発表部門5編、技術報告発表部門2編が選考されました。本成果報告会では技術振興賞の他、若手の発表の機会を増やし、交流を図るため、支部学術研究発表会奨励賞を合わせて紹介します。

主  催 :公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
協  賛 :一般社団法人 建築設備技術者協会近畿支部

日  時 :2018年7月20日(金) 14:00~17:00
会  場 :ドーンセンター  大会議室3
                    大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター

題  目 □支部学術研究発表会奨励賞の成果報告

             (所属は研究発表会時のもの)

              学術研究発表部門

      1)水冷媒放射空調システム用パネルの性能評価手法に関する研究(その4)CFD解析を用いた各種放射パネル性能の評価

                   報告者:竹内 慎(大阪大学)

      2)テキスタイルダクトと放射天井による対流・放射併用型空調に関する研究(その3)CFD解析によるテキスタイルダクト単体使用時の室内空気質・温熱環境評価

                   報告者:鈴木 克治(大阪大学)

      3)折板状反射体の日射反射性能に関する研究折板形状による反射率の異方性発現効果

                   報告者:永目 享大(大阪市立大学)

      4)時変動するエアコン吹出し気流のCFD解析手法に関する研究(その2)定常CFD解析による時変動吹出し気流の再現手法に関する検討

                   報告者:中井 奈保子(大阪大学)

      5)水質モデルを用いた加古川流域から播磨灘への窒素流出解析

                   報告者:森 正憲(大阪大学)

              技術報告発表部門

      6)設計施工一貫におけるBIMの取組み事例

                   報告者:栗原 玄太(鹿島建設㈱)

      7)サステナブル建築物への取り組み(計画・設計)

                   報告者:名倉 宏明(㈱大林組)

              □技術振興賞の成果報告

      1)大阪ガス新情報発信拠点の計画

           ~地域社会への貢献と先進エネルギーシステムの具現化~

                   報告者:中嶋 俊介(大阪ガス㈱)

           内 容:「hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)」は、大阪ガス㈱の新しい情報発信拠点として2015年1月にグランドオープンした。大阪府内に点在していた既存の複数のショールームを集約し、一体的で魅力溢れる情報発信活動を行うことが計画された。本施設では、「地域との交流を通した社会貢献」と「先進エネルギーシステムの具現化」を推進・発信するエネルギー事業者の拠点施設となることを目指して建築計画、設備計画や展示計画の検討を行い、建物を建設した。そして、施設オープン後は、次世代の人材育成の場の提供という新しい情報発信の形を体現し、また先進エネルギーシステムの検証を行い、それぞれの取り組みと成果を積極的に発信している。

      2)社会医療法人生長会ベルランド総合病院の空気調和・衛生設備

                    報告者:太田 昭彦(清水建設㈱)

            内 容:東日本大震災を教訓として災害に強い病院を実現するために、隣接する特別養護老人ホームと一体となった敷地エリア全体でのBCP対応が可能な計画とするとともに、災害時の自立性を高めることにも貢献する省エネルギー化を積極的に行っている。敷地内にある保存林「ベルの森」を通る外気の利用や井水の利用など、地の利を活かした省エネルギー技術の採用をはじめ、コージェネレーションシステムの採用や、臭気強度に着目した換気量の削減手法の導入などにより、エネルギー消費量実績において一般病院比35%減となるエコホスピタルを実現している。

       3)立命館大学大阪いばらきキャンパス~地域と連携したエコアクションキャンパス~

                    報告者:佐藤 弘康(㈱竹中工務店)

            内 容:アジアのゲートウェイ、都市共創、地域・社会連携という三つの教学コンセプトのもとエコ・イノベーション創発キャンパスとして、新しいキャンパスの在り方を創出した新設キャンパスである。 隣接する防災公  園の間には塀がなく、市民開放施設も入る多様な人々が集う地域・社会に開かれたキャンパスとなっている。本キャンパスでは、授業内外で学び合いができる多様なコモンズを設け、キャンパス全体がラーニング・プレイスになっている。

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