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環境工学研究会No.378「自然環境要素と環境多様性によるオフィスの快適性」

オフィスには、快適性や知的生産性、省エネ性など、様々な性能が求められる。空間の温湿度や空気質、音環境、光・視環境は快適性や知的生産性に影響を与えると考えられるが、年齢、性別、人種などが異なる多様な人々が利用するオフィスでこれらを適切に設計するのは容易ではない。今回は、このような問題へのアプローチとして、執務者が自由に働く場所を選択するActivity-Based Working(ABW)を採用して執務者の快適性向上に取り組まれている事例と、自然換気と室内緑化によるバイリオフィリックデザインが快適性と知的生産性に与える影響について検討されている事例をご講演いただき、今後のオフィス設計について考える機会としたい。

主  催 :(公社)空気調和・衛生工学会 近畿支部
                おおさかATCグリーンエコプラザ
日  時 :2025年10月21日(火)15:00~17:00
会  場 :おおさかATCグリーンエコプラザ 
(大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11階)
開催方法  :会場、及びZoomによるオンライン併用

講演題目・報告者・内容

1.自然換気を活用した日建設計大阪オフィスにおける脱炭素と運用改善の取り組み
報告者  五明遼平((株)日建設計)
内 容   日建設計大阪オフィスでは、ビルオーナーが入居建物の環境性能およびアメニティー向上を目的として増設した自然換気窓を活用し、環境多様性を取り入れたABW(Activity-Based Working)を実践して、脱炭素に取り組んでいる。自然換気窓改修による換気性能の検証に加え、各種IoT(室内環境センシング、サイネージやランプによる自然換気誘発等)を活用した運用方法、省エネ効果や執務者の快適性向上に向けた日々の取り組みを紹介する。

2.バイオフィリックデザイン要素としての自然換気と室内緑化が居住者の快適性と知的生産性に及ぼす影響
報告者  山中俊夫(大阪大学)
内 容    近年、居住者の快適性と健康を維持、向上させるために、自然的要素である植物や自然素材、自然光などをデザイン要素として活用するいわゆる「バイリオフィリックデザイン」がオフィスなどに取り入れられる例が多く見られている。本講では、我が国の伝統的住宅や現代的住宅をはじめ、オフィスなどの作業空間において側窓による自然換気や室内緑化によって得られる自然環境要素が居住者の快適性や知的生産性にどのような影響を与えるのかについて、被験者を用いた実験を行った例を紹介し、今後のバイリオフィリックデザインのあり方について考える。

参加費:環境工学研究会会員無料,非会員3,000円(税込)

会場受講の方は当日受付でお支払いください。
Zoom受講の方は開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。

オンライン参加のためのURL、及び配布資料については、事前に登録頂いたメールアドレスにご案内します(会場では印刷物の配布は行いません)。

受講料は払戻し致しませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。

定員   会場60名、Zoom 500名

申込方法   ご希望の方は、2025年10月14日(火)までに、以下の申込フォームから申し込み下さい。

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F
電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)