国際学術交流講演会
『室内の熱的快適性と適応』
このたび、Adaptive Comfort (適応的快適性)の概念の提示で世界的に知られる英国のハンフリー
ズ教授とニコル教授が来日される機会をとらえて、講演会を企画しました。
適応的快適性の考え方は、世界各地の膨大なフィールド調査のデータを統計的に要約して快適な室
温が調査地の月平均外気温に依存することを明らかにした両教授の論文によって、1970 年代に提示さ
れました。そこでは熱的快適性とは、人と環境との熱交換だけでなく、人の環境への働きかけによっ
ても決まる自律制御システムであると定義されています。その後、地球環境問題が顕在化するなかで
「適応」を考慮した環境負荷の低い温熱環境設計に注目が集まり、ここ2~3年のあいだに ASHRAE や
CEN の熱的快適性に関する基準が適応的快適性を導入してあいついで改訂されるに至り、欧米では実
際の建築設計への適用がすでに始まっています。
講演会ではまずハンフリーズ教授に、適応的快適性の概念について解説していただきます。続いて
ニコル教授に、この概念が新しい基準にどう適用されたのか、快適性の定義はどう変わるのか、さら
に、この概念が今後の建築設計にどのような影響を与える可能性があるのかについて、展望していた
だきます。講演は英語ですが、日本語版のスライドを準備して内容を判りやすく理解できるようにし
ています。質疑応答は通訳も可能です。また、本講演会用にと特別に両教授に書き下ろしていただい
た資料も配付します。室内環境設計に関わる研究者や実務家、学生など、多数のご来場をお待ちして
います。なお、当日懇親会を開きますので、国際交流のため是非ご参加ください。
記
主催: 空気調和・衛生工学会近畿支部 国際交流委員会
協賛: 日本建築学会近畿支部 環境工学部会(予定)
講師: マイケル・ハンフリーズ 教授(オックスフォード・ブルックス大学)
ファーガス・ニコル教授(オックスフォード・ブルックス大学、ロンドン・メトロポリタン大学)
日時: 2008年 10 月 17 日(金) 16:00~18:00 (18:00 以降 懇親会)
場所: 京都キャンパスプラザ(京都駅前) http://www.consortium.or.jp/
定員: 90名(申し込み先着順で定員になり次第締め切り)
参加費: 無料
講演言語: 英語(日本語版のスライド有り,質疑応答は通訳可能)
懇親会費: 一般 5,000 円(学生 3,000 円)
申込方法: ホームページ上の申込フォームからお申し込み下さい。
(申し込みはホームページのみとさせていただきますので、ご注意下さい。)
連絡先: 空気調和・衛生工学会近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北 2-1-10 ATC/ITM 棟 11F インキュベーションオフィス 6 号室
E-mail: office@kinki
国際交流委員会
